スキップ

マイホームから、まちづくりまで「大成建設グループ」だから、できること

個人や法人のお客様のご要望・お困りごとにワンストップで最適なソリューションを提供いたします

「身近な願い」から「大きな夢」まで大成建設ブランドでカタチにしてみませんか

2025年5月14日

東京・京橋にオープンした、新築分譲マンション「OBER」の上質な空間を体験できる「OBER LOUNGE」に行ってきました

#TAISEI's NOTE

 
OBER LOUNGEのロビー

文:くらしと街のコンシェルジュ編集部

OBERってなに?

「OBER(オーベル)」は、大成有楽不動産が首都圏を中心に展開する新築分譲マンションブランドです。1984年のシリーズ第1号の登場以来、入居者様の声を商品に反映しながら「住まうほどに、愛おしくなる。真の上質な住まい。」を探求し続けています。

大成有楽不動産は、新築マンションの新しい販売手法として、京橋の本社ビルに集約型販売拠点「OBER LOUNGE」をオープンしています。

集約型販売拠点って? OBER LOUNGEではなにができるの? など気になる話題を、大成有楽不動産マンション事業部の佐々木さんに伺いました。


大成有楽不動産マンション事業部の佐々木さん

OBER LOUNGEで、なにができるの?

編集部:OBER LOUNGEは集約型販売拠点ということですが、それはどういうものですか?

佐々木さん:これまで新築マンションを売り出す際は、それぞれのマンション建設用地の近くにモデルルームを建て、一物件のみのマンションをご案内するという販売方法が一般的でした。今回その機能を京橋に集約し、複数のマンションをVRでご確認いただき、また「OBER」の住居の一部を再現したお部屋を体験いただける場所が「OBER LOUNGE」です。

編集部:いまロビーでお話を伺っていますが、ここはショールームというよりも知り合いの家に招かれたような落ち着ける空間ですね。

 

佐々木さん:「OBER LOUNGE」は「OBER」シリーズのブランドコンセプトである「住まうほどに、愛おしくなる。」を表現した空間です。オフィスやショールーム等のカチッとした空間というよりは、自宅でくつろいでいるときのような安らぎ、そして上質さを感じられる空間づくりを目指しました。こちらは一般的な建物より天井が高く設計されていますので、より開放感やゆとりを感じていただけると思います。


個室となる接客ルームの天井も高いので、圧迫感なく、安心して相談できる雰囲気

編集部:ここでは、販売予定・販売中のマンションの外観や周辺の様子、それに建物内部まで確認できるということですが、どのようにするのでしょうか?

佐々木さん:各接客ルームの大画面モニターにVR映像によるデジタルコンテンツを投影しながら各物件をご紹介します。お客様はソファーベンチでくつろぎながらご覧いただけます。

編集部:具体的には、VRでどのような検討ができるのでしょうか。

佐々木さん:まずはマンションの外観をご紹介いたします。VRで表現することでより臨場感を持って完成後の建物をイメージできるよう、周辺の建物の様子と組み合わせてご覧いただくことが可能です。また、間取りについてもVRでご覧いただくことにより、実際に近い肌感覚で360度お部屋を見回したり、家具の有無、建具やフローリング等の色を変えたり、異なる雰囲気をご確認いただけます。また階数による窓からの眺望の違いや、時間帯によって異なる日当たりのシミュレーションなどもご確認いただけますので、図面のみでご検討いただくよりもお住まいになられてからの生活をイメージされやすいと思います。

 
VR映像で共有部のラウンジを見ているようす

編集部:マンション周辺の環境なども現地に行かずにわかりますか?

佐々木さん:現地へもぜひ足をお運びいただければと思いますが、ご案内するマンションによっては、周辺にある教育施設や商業施設などを3D化していますので、地図では分かりにくい空間的なイメージをもっていただきやすいと考えております。また最寄駅からマンションまでの道のりを動画でご覧いただけますので、担当へお気軽にお尋ねください。

  
建築用地周辺環境のデジタル映像

「上質な住まい」は進化する

編集部:「OBER」の住居の一部を再現した「コンセプトルーム」もありますが、VRとはどうちがうのでしょうか。

佐々木さん:コンセプトルームは「OBER」の上質な暮らしに実際に触れ、扉なども開けていただき、上質さと使いやすさが融合した弊社の仕様を体感いただくためにご用意しました。なかでもぜひ試していただきたいのが、お客様の声から生まれたオーベルオリジナルの「O-range LABO(オレンジラボ)」です。


コンセプトルーム


編集部:「O-range LABO」とはなんでしょうか。

佐々木さん:OBERブランドでは、歳月とともに深まる「デザイン性」、末長くお住まいいただくための「品質管理」、快適な暮らしを支える「マンション管理」、機能性や快適性を追求した「居住性能」の4つの価値を大切にしていますが、オレンジラボは「居住性能」を進化させるための仕組みです。

編集部:どのような仕組みでしょう。

佐々木さん:OBERの入居者様に生の声を聞かせていただき、それをもとに社員が商品の企画を行い、メーカーと連携して試作品を作り、改良を重ねてマンションの設備仕様を更新していくというものです。

編集部:具体的にはどのような商品が開発されてきたのでしょうか。

佐々木さん:オレンジラボが発足して十数年経ちますが、入居者様の不満やニーズを掘り起こし、これまでに「暮らしをもっと快適にする収納」、「掃除がしやすく使い勝手の良い洗面化粧台」、「片付けやすく家族のコミュニケーションが深まるキッチン」をテーマとしたオリジナル商品が誕生しました。実際に物を出し入れしたり、掃除したりする際に便利だなと気づいていただける様な商品です。


鍵や印鑑など、玄関周りに置いておきたい小物を収納できるトレーを下足入れに設置


コーディネートを考える際に便利な、ちょっと掛けられるハンガー


掃除機やモップなどが倒れないように支えるフック


大きさの異なる物を取り出しやすく収納できる前後分割棚


水栓を壁付けにすることで水ハネを抑え掃除を簡単にしたボウル一体型カウンターの化粧台

編集部:一度誕生した商品が、さらなる声を受けて改良されることもあるのでしょうか。

佐々木さん:ございます。一例ではありますが、入居者様の声を受けて標準設置したキッチンペーパーホルダーについて「大容量のキッチンペーパーが入れられない」というお声を多数頂戴しましたので、直径が大きくても取り付けられるようにマイナーチェンジしました。暮らしの中のちょっとした不便さを解消することが、居心地の良い上質な暮らしにつながると考え改良を行っております。


直径の大きいキッチンペーパーもセットできるマルチハンガー

和やかなおもてなしの空間

編集部:そもそもなぜ集約型販売拠点をつくったのでしょう。

佐々木さん:これまで、各モデルルームは販売が終了すると解体するスクラップ&ビルドの手法をとっておりましたが、「OBER LOUNGE」にコンセプトルームを常設化することで、廃棄物の削減、資源の有効利用に貢献しています。他にも、建物模型のデジタル化、V R モデルルーム、パンフレットのデジタルコンテンツへの置き換え等も含めて、サステナビリティへ取り組んでおります。ただし、京橋から離れた場所に建設しているマンションなど、お客様に遠距離をご足労いただかなければならない場合は、建設用地のそばに従来通りモデルルームを建設しご案内しております。


OBER LOUNGEのエントランス

編集部:「OBER LOUNGE」がオープンして1年。お客様の反応はいかがでしょうか。

佐々木さん:アンケートでは、9割強のお客様に「大変良い」と評価いただいております。ご購入をお考えのお客様は2度3度と足を運んでくださる方が多く、おかげ様でご予約が取りにくい状況になってまいりましたので、接客ルームの増設を行っております。


今回は、大成有楽不動産の集約型販売拠点を取材しました。

ちなみに、OBERのキーカラーは暖色系ですが、これはマンションのブランドカラーとしては珍しく、家族の団欒や安らぎの空間を大事にしたコンセプトを表現しているそうです。「OBER LOUNGE」は、その温かく和やかな雰囲気がそのまま表現されたおもてなしの空間でした。「OBER」にご興味ある方はぜひOBER公式サイトをお訪ねください。


OBERのロゴにある4本の棒は、誕生や成長を祝うロウソクの炎を象っていて、家族の優しさや温かみを表現しています


Photo : Takuya Igarashi